以前、似た部品を見積もったはずなのに、図面が見つからない。フォルダーを探しているうちに時間が過ぎてしまう。そんな製造業の仕事を想定して、2026年6月24日の動画では、図面管理アプリをCodexで試作しました。
図面を手元のパソコンで管理し、検索から過去の見積もり確認までつなげる取り組みです。
ファイルを置くだけでなく、探せる情報を持たせる
試作では、PDFや画像の図面を登録し、図番、品名、材質、取引先、担当者、日付などの情報を扱います。これらを検索できるようにすることで、ファイル名を覚えていなくても探せることを目指しました。
画像から文字を読み取るOCRを使い、読み取った情報を人が確認して保存します。図番の一文字や材質が違えば別の仕事につながるため、検索用の情報を作る段階での確認が重要です。
一括取り込みには、結果が分かる表示が必要
手元に大量の図面がある場合、一件ずつの登録だけでは大変です。そこで、フォルダーからまとめて取り込む機能も加えました。
取り込みのあとには、成功した件数、スキップしたもの、エラー、処理時間などが分かるようにしています。終わったように見えても、一部が入っていなければ、探すときに気付くことになります。失敗した図面を確認し直せることも、業務の道具として大切です。
図面と、関連する履歴をつなげる
同じ図番や関連する図面をサムネイルで確認し、過去の見積もりを見られるようにしました。選んだ図面から見積もりを作り、PDFを出力する機能や、自社・担当者情報の設定も追加しています。
画面を使うなかで「これも必要だ」と分かったことを、AIへ伝えて修正しました。最初の依頼だけで完成させるのではなく、登録、検索、見積もりという流れを何度も確認しています。
似た図面でも、同じ条件とは限りません
関連候補が見つかっても、寸法、材質、改訂、数量、加工条件などは人が照合します。見積もり履歴も、以前の価格をそのまま使えるとは限りません。
この動画で作ったのは、必要な資料へたどり着きやすくする試作品です。図面の技術的な同一性や、見積もりの妥当性をAIが保証するものではありません。
ローカル管理と、開発時の情報の扱いを分ける
図面や登録情報は手元に保存する構成です。一方、開発に使うクラウド型AIエージェントに、実際の機密図面を渡してよいかは別の確認になります。試作には公開可能な図面や架空の資料を使えます。
また、この段階で、権限管理、バックアップ、複数人での利用、Windows版、他システムとの連携までを実証したわけではありません。動画でも、現場の使い方を聞きながら育てる課題として挙げています。ローカルAIによる高度な読み取りなども、今後の発展として扱いました。
まずは少数の図面で、「登録した情報から、必要な一件を探せるか」を試してみてください。図面を保管するだけでなく、次の仕事で使える記録にするための第一歩になります。
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テーマの入口を短く紹介しています。詳しい流れと確認点は、本編とこの記事をご覧ください。



